【開催報告】令和3年度障がい学生支援室FD・SD講演会を行いました

  熊本大学障がい学生支援室では、11月11日(木)、FD・SD講演会をくすの木会館レセプションルームの会場とオンラインによるハイブリッド形式で開催しました。本講演会は、本学での障がいのある学生に対する修学支援啓発のため、平成30年から毎年行っています。今回は本学教職員、学生のほか県内の高等教育機関の関係教職員ら56名が参加しました。

  はじめに、障がい学生支援室の藤本智美キャンパスソーシャルワーカーから本学の重度肢体不自由学生の支援事例等について報告がありました。続いて、京都大学学生総合支援センターの村田淳准教授から「大学における障がい学生支援-肢体不自由を中心とした身体障がいのある学生への対応を踏まえて」と題して、講演が行われました。講演では、日本の障がい者施策の流れや、海外や京都大学での支援のお話なども交えながら、大学における障がい学生支援について説明がありました。質疑応答では多数の質問が寄せられ、より実践的な話題に展開するなど、活発な意見交換が行われました。

ご講演の様子          

 

 会場とZoom画面には文字での情報保障を行いました。字幕を担当してくださったのは、パソコン文字通訳グループ”らん”と本学学生サポートサークルのスタッフです。

情報保障の様子

 参加者からは、「合理的配慮の意味がよく分かりました」「特に、目的と手段を切り分けて整理し、そして目的を達成するために手段を考える(行う)という点が重要と理解できました」などの感想が寄せられました。⇒アンケートの集計結果はこちら

 本講演会は、学内の方向けに動画配信(年内)を行っております。視聴方法等、ご不明な点がございましたら遠慮なくお問い合せください。

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