【開催報告】令和4年度障がい学生支援室FD・SD講演会を行いました

 障がい学生支援室では、11月15日(火)、FD・SD講演会を放送大学熊本学習センターの会場とオンラインによるハイブリッド形式で開催しました。本講演会は、本学での障がいのある学生に対する修学支援啓発のため、平成30年から毎年行っているものです。本学教職員と県内の高等教育機関の関係教職員ら62名が参加しました。

 はじめに、本学障がい学生支援室の井上寛子特任助教から本学の合理的配慮の具体例を紹介したのち、講師にお招きした独立行政法人国立高等専門学校機構本部、舩越高樹特命准教授から『「障害学生支援 合理的配慮のポイント点検」~教育の質保証とテクニカルスタンダードも視野に入れて~』と題して、合理的配慮とは何をどこまですることなのか等を、大学等の教育の質保証やテクニカルスタンダードの考え方も交えて大変分かりやすくご講演いただきました。参加者からは、「以前から知りたいと思っていたことが、根拠を含めてわかりましたので 、大変有意義でした」「資格取得に関係するテクニカルスタンダードの考え方は、興味深かったです」などの感想が寄せられました。

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 会場とZoom画面では文字の情報保障を行いました。字幕を担当してくださったのは、パソコン文字通訳グループ”らん”のお二人と本学の学生サポートサークルの学生、および九州ルーテル学院大学の学生です。

<※九州ルーテル学院大学には、障がい学生に対する支援を協力して行う「SUN-Kuma(Support University Network Kumamoto)」の活動の一環として、練習から当日までご協力いただきました。>

 

 ご参加いただいた皆様、サポートいただいた皆様、大変ありがとうございました。

 

 ◆本講演会は、学内の方向けに動画配信(年度内)を行っております。視聴方法等、ご不明な点がございましたら遠慮なくお問い合わせください。

 ◆今後も障がいのある学生の支援およびその啓発にご理解とご協力をお願いいたします。

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