【開催報告】車いす介助講習会

障がい学生支援室では、教職員および学生を対象に「車いす介助講習会」を実施しました。
前回に引き続き、福祉サービス事業所の方々を講師としてお招きし、車いすの基礎知識を学んだ後、段差や坂道など、実際の場面を想定した実技を体験しながら理解を深める内容で実施しました。

当日は、本学の車いすユーザーの学生にも協力いただき、生活場面での工夫や「こうしてもらえると助かる」という生の声を直接聞くことができました。また、参加者が車いすを押しながらやり取りする中で、日頃は気づきにくい点に“気づく”姿が多く見られ、実践的で温かい雰囲気の講習会となりました。

終了後のアンケートでは以下のような感想をいただきました。(一部抜粋)

・知らないことばっかりだったので、実際に車椅子に触れて、とても勉強になりました。
・実際に車椅子に乗ってみたことで、こうしてほしいなぁなど気づいたことがたくさんあったのでよかったです。
・車いすを利用されている学生さんのお話を聞き、当事者の方の思いも知ることができて、とても勉強になりました。
・使用する機会が少なく、曖昧に使っていたのできちんと教えていただけてありがたいです
・普段触れることのない車いすの基本操作、注意点、実技等、幅広く身につけることができました。実技では「声かけ」の大切さ、を実感しました。技術面だけではなく、寄り添う気持ち、思いやりの気持ちの大切さを感じました。

 

多くの方々にご関心を寄せていただき、非常に有意義な講習会となりました。学生支援室では、来年度も同様の講習会を予定していますので、ぜひお気軽にご参加ください。

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