令和3年度「要約筆記者養成講座」開催報告

 学生支援室は、聞くことに障がいのある学生の支援ができる要約筆記者を養成するため、「要約筆記者養成講座」を実施しています。令和3年度は、3月8日(火)9日(水)の2日間の日程で、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じた上で、開催しました。

     

 

 講座の1日目は熊本県聴覚障害者情報提供センター前所長の小野康二様より「聴覚障がいとその支援について」ご講義いただき、昼休憩を挟んで、全国要約筆記者問題研究会熊本県事務局長の井上祐子様より「要約筆記とは」についての講義、続いて熊本要約筆記サークルひまわり会長の丸谷波津江様より「手書き要約筆記」について講義や実技指導をしていただきました。2日目は、前日に引き続き井上祐子様よりパソコンでの要約筆記について講義と実技指導をしていただきました。また、本学で要約筆記を行っている「学生サポートサークル」の学生スタッフが実技指導のサポートに入りました。

 本講座には、17名の学生が参加し、両日とも熱心に取り組んでいました。複数のパソコンを連係させて、聞き取った内容を交互に入力していく実技では、試行錯誤しながら楽しそうに取り組んでいる様子でした。活動に興味を持った学生は、学生サポートサークルの活動への参加希望もありましたので、これからの活動も非常に楽しみです。

アンケート集計結果

 要約筆記の活動に関心のある学生がいましたら、学生支援室へいつでも気軽にご連絡ください。活動の紹介をさせていただきます!!

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