「平成30年度 熊本大学学生支援室FD・SD講演会」開催報告
「平成30年度 熊本大学学生支援室FD・SD講演会」
日 時 平成30年10月31日(水)14時30分~16時30分
開催場所 熊本大学くすの木会館レセプションルーム
講 演 「障害のある学生への合理的配慮~制度改正により教職員に求められること~」
講 師 信州大学教育学部 高橋 知音教授
※情報保障 要約筆記(文字通訳) 担当:熊本大学サポートサークル
※高橋先生のご厚意により、16時30分から意見交換会を行いました。
参加者:70名(学内:55名 学外:15名)
単位(名) | 教 員 | 専門職員 | 事務職員 | その他 | 合 計 |
学 内 | 24 | 7 | 20 | 4 | 55 |
学 外 | 2 | 9 | 4 | 0 | 15 |
合 計 | 26 | 16 | 24 | 4 | 70 |
まず、熊本大学における障がい学生の支援状況について学生支援室の井上寛子特任助教(臨床心理士)より説明が行われました。
学生支援室が開室してからの活動の報告、及び学生の利用状況や支援事例などの説明を行い、学生支援室について知っていただく良い機会となりました。
「障害のある学生への合理的配慮~制度改正により教職員に求められること~」では、講師の信州大学高橋知音教授より、高等教育における合理的配慮についての基本的な考え方や理解の仕方、合理的配慮を行う上で教職員に求められることについて説明がありました。
教育の本質を変えないという基本的条件の中で、どこまで内容を変更して対応して良いのかが大変難しいですが、高橋教授からディスカッション授業や実験の授業、学外実習などの例を用いて具体的にわかりやすく説明をしていただき、大変有意義な講演会となりました。
意見交換・質疑応答の時には、たくさんの方から質問をいただきました。どの質問にも丁寧に回答をいただき、「合理的配慮」への理解を深めることが出来ました。
講演会では、情報保障として熊本大学学生サポートサークルによる要約筆記(文字通訳)を実施しました。普段は週2回の練習を週5回に増やして特訓し、講演会に臨んでくれました。
講演会の参加者にアンケートへのご協力をいただきました。内容をまとめましたので是非ご覧下さい。
コチラ ⇒ ◇アンケート結果◇